コスモス動物病院では、犬・猫などの診療を行っております。

コスモス動物病院

  • 新着情報
お電話でのお問い合わせ
0774-46-9978

病気チェック

病気発見の為の前兆行動をチェックしましょう!

愛犬や愛猫達は、色々な病気の前兆行動を起こしています。
次のような行動を起こす場合は、何らかの病気・ケガ等を疑って下さい。
そして、いつもの行動と違うと感じた時は、迷わずに直ぐにご来院して下さい。
早期発見が、何よりも一番です。

病気の早期発見の為のチェックリスト

下記のような症状は、病気の前兆である事が多く、放っておくと重病になる場合もあります。
お早めに当院までご相談下さい。

食欲が無い

食べる量が少ない、おやつなど好きなものしか食べない。

体型が変わってきた

太って(痩せて)きた、お腹が膨れたり、しこりがある。

お散歩時に

歩くのが辛そう、歩きかたがいつもと違う。

便をした時に

下痢、血が混じっている、タール状又は便が出ない、出にくい。

尿をした時に

色がおかしい、匂いがきつい、出ない、少ない。

目のチェック

目ヤニの量が多い、目が充血している、目の角膜が濁っている、
眩しそうにする。

耳のチェック

痒がる、耳の中が臭う、耳をよく掻く。

皮膚のチェック

部分的に毛が抜ける、皮膚が赤くただれている、フケが多い。

前兆行動から疑われる犬の症状

元気がない

ケガ、精神的な落ち込み、先天性の心臓疾患、肝臓の病気、慢性腎不全、ガン、内分泌の病気、内部寄生虫、中毒等が考えられます。犬も体に不調が起こると元気がなくなります。一般的には反応が鈍い、散歩に行きたがらない、下を向いて辛そうに歩く、食べようとしないなどが判断基準となります。

吐く・嘔吐

フィラリア症、消化器の病気、尿毒症、急性腎不全、腎炎、子宮蓄膿症、事故による頭部強打、腹部の腫瘍、悪性リンパ腫、糖尿病性ケトアシドーシス、感染症、内部寄生虫、異物の呑みこみ、中毒症状等の病気が考えられます。一日のうちに何度も繰り返し吐く・吐き気をもよおす、激しく吐く、いかにも苦しそうに吐く、吐いたものの中に血や異常な内容物が混じっている、などの症状が見られる場合には重大な病気を患っている可能性があります。

目の異常

角膜損傷、眼球脱出、交通事故によるケガ、犬同士のケンカなどが原因として考えられます。目が大きく露出した犬種の場合、犬同士のケンカや興奮、衝突で眼球が外へ飛び出してしまう場合が見られます。このような場合は、手術を含めた治療が早急に必要ですので、早めに診断を受けて下さい。

尿に異常

フィラリア症、腎不全、膀胱炎、尿路結石、子宮蓄膿症、前立腺の異常、腹部の腫瘍、糖尿病、尿崩症、タマネギ中毒等の病気が考えられます。排尿の量が少ないなどの場合やたびたび水を飲み、排尿の姿勢をくり返すなどは膀胱炎か尿路結石、前立腺の異常が疑われます。尿に血がまじっていたり、はぐきが白くなり呼吸や鼓動が非常に速くなる脱水やショック症状がおきたときには、すぐに病院へ行って下さい。

毛が抜ける

クッシング症候群、脱毛症、寄生虫による皮膚病、ノミアレルギー、毛包虫症、疥癬、白癬、ホルモン性皮膚炎、精巣の腫瘍、換毛等が考えられます。春から夏以外の季節に、全身の毛または一部の毛が異常に抜け落ちるようなら、皮膚病・ホルモン分泌異常・外部寄生虫などが考えられますので直ぐに病院へ行って下さい。

前兆行動から疑われる猫の症状

目のケガ、目の異常

結膜炎、角膜炎、縁内障、ケンカによるケガ、目の病気、感染症、猫伝染症腹膜炎、クリプトコッカス症等が考えられます。目ヤニと涙が大量に出ている・まぶたが腫れ上がっている・眼球の色が変わっている・薄目か完全につぶっていたら、目にケガをしているもしくは目の病気が考えられます。

毛が抜ける

ストレスによる脱毛症、心因性脱毛、アレルギー性皮膚炎、対称性の脱毛症、ノミによる皮膚炎、疥癬、白癬、肉芽腫、日光過敏症、ビタミンB欠乏症、ビタミンA欠乏症、クッシング症候群、ニキビ尾腺炎が考えられます。猫の毛が異常に多く抜ける・脱毛する時は何らかの症状があります。引き起こす確立が高いのは皮膚病になったケースです。アレルギー性皮膚炎やノミ・ダニなどの原因になります。

吐く

食べすぎ、異物を呑みこむ、毛球症、小動物を羽毛や毛ごと食べた、感染症腸炎、内部寄生虫、その他ウイルス感染症、尿毒症、中毒、リンパ腫、消化器の病気、巨大食道症、胃腸炎、腸閉塞、肝臓・すい臓の病気、糖尿病、甲状腺機能亢進症などが考えられます。食べ過ぎたり、食べ物をいっきに食べたり、ネズミや小鳥などの小動物を捕まえて毛や羽ごと食べた時に食道に入った物をそのまま吐くような事があります。また身体を舐めて毛づくろいをし手入れするので、口から毛が入り胃の中に出来た毛玉を吐き出します。

下痢、血便

便消化器の病気、胃腸炎、伝染性腸炎、内部寄生虫、しぶり腹、食事性アレルギー、猫パルボウイルス感染症、薬物中毒、薬物アレルギー、ガン、胃がん、リンパ腫、子ネコ衰弱症候群、感染症、牛乳による下痢、トキソプラズマ症、脂肪肝、肝臓・すい臓の病気、脂肪便、腸内細菌の過剰な増殖、巨大結腸症等が考えられます。下痢は消化器の問題で起こります。猫は急性より慢性の下痢が起きやすいようです。小腸に問題があると下痢状の便の量が多く水っぽくなり、栄養吸収しにくく痩せてしまいます。大腸ですと少しの下痢と粘液が出て、場合によっては血液と混じって、猫は苦しそうな顔をします。下痢と嘔吐を繰り返すしている場合は、胃に問題があると考えられます。

頭を強く振る

耳疥癬、耳の中の異物、耳のケガ、外耳炎、前庭性失調症症候群、脳腫瘍、脳炎、脳(東部)のケガ、栄養失調、中毒などが考えられます。猫が頭を頻繁に振っていたら、耳の中に細菌やダニが感染していたり、異物・昆虫が入り込んだり怪我をしている事が考えられます。また頭を強く振るケースで、怪我をして脳が損傷した・脳腫瘍がある・栄養失調に陥っている・何らかの中毒をおこしているということも考えられます。